江戸札所十番 御朱印のご案内

たのめただ 枯れたる木にも 自から実りの花や 桜観世音

たのめただ 枯れたる木にも 自から実りの花や 桜観世音

浄心寺は、江戸札所十番のお寺です(東京都文京区)。札所御本尊は十一面観世音菩薩(子育桜観音)です。
観音霊場巡りが盛んだった江戸時代には、江戸三十三観音霊場、山の手三十三観音霊場、深川三十三観音霊場など、いろいろな観音霊場がありましたが、昭和五十一年(1976年)に昭和新撰江戸三十三観音霊場として新たに生まれ変わりました。
参考文献:昭和新撰 江戸三十三観音札所案内(江戸札所会発行)
浄心寺の本堂の正面真中におまつりされている仏さまは阿弥陀如来(仏)、向って右が十一面観世音菩薩、左が勢至菩薩です。
菩薩とはもともとは仏になるために修行する人のことをいいましたが、観音菩薩や勢至菩薩は阿弥陀仏の分身として働きます。
阿弥陀さまはすべての人をお救い下さいますが、阿弥陀さまが、慈悲として働かれる時には観音菩薩をつかわし、智慧として働かれる時は勢至菩薩をつかわされます。
十一面観音(じゅういちめんかんのん)は、その深い慈悲により衆生から一切の苦しみを抜き去る功徳を施す仏であるとされています。


注意事項

浄心寺の十一面観音様は、江戸観音札所の「第十番」に指定されています。

  1. 浄心寺の参拝可能な時間帯(午前8時~午後4時まで)でしたら、本堂の窓ガラス越しにいつでも参拝できます。
    ただし、お彼岸やお盆、年末年始などの繁忙期は対応できない場合や、長くお待たせすることもあります。

  2. 御朱印の受付時間は午前8時~午後4時までとし、予約なしで対応可能です。正午から午後1時までは昼休憩の為、ご遠慮いただいています。

  3. 本堂内に上がって参拝希望の場合は、事前予約が必要となります。

  4. 団体参拝、住職の法話や職員による説明を希望される場合は、このホームページ「一般の方はこちら」から事前にお申し込みください。
    日程調整をさせていただきます。その際は御燈明料などのご配慮をお願いしております。